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こんなお悩みはありませんか?

背中の痛みイラスト

前傾姿勢からの起き上がりの際に背中に痛みが走る
パソコン作業の最中や後に背中に痛みが走る
腕を上げた際に背中に痛みが走る
朝起きた時に背中から首にかけてハリ感や痛みがある
猫背が気になっており、背中のハリ感が気になる
長時間同じ姿勢をとっていると腰から背中にかけてだるさや重さなどを感じる
洗濯物を干すなどの家事の最中に背中に痛みが出る
車の運転の時に振り返りづらく運転に少し恐怖がある

背中の痛みで知っておくべきこと

背中の痛みイメージ

背中には大きな筋肉がいくつも存在しており、筋肉性の障害を受けやすい環境にあります。また、背中には脊髄があり、内臓の支配神経レベルにより体性痛(関連痛)として痛みが感じられることがあります。そのため、筋肉や骨だけでなく内臓の疾患の可能性もあることを知っておくことが大事です。

激しい痛みが長期間変化なく続く場合は、消化器科などの専門医療を受診することが大切です。筋肉や関節の問題の場合は、痛みのある場所を自身で動かして痛みの変化を確認することが重要です。また、炎症や熱感がある場合は、患部を冷やすことが大切です。

症状の現れ方は?

背中の痛みの現れ方として、動きの中で痛みが増悪するかどうかが一つのポイントです。背中と一概に言っても、その範囲は広いため、肩を動かして痛みが出るのか、腰を捻る動きで痛みが出るのか、前屈や後屈で痛みが出るのか、様々な動きを確認する必要があります。また、どの動作で痛みが出るのか、原因を特定できる動作があるかどうかも重要です。

このような運動器の障害であれば、急性期にはRICE処置(Rest, Ice, Compression, Elevation)、慢性期には保温やストレッチを行うことがセルフケアとして挙げられます。さらに、内臓の関連痛が起こる場合もありますので、痛みが高いレベルで続くようなら、専門機関の受診をお勧めします。

その他の原因は?

背中の筋肉イメージ

上記でも述べたように、背中には脊髄が通っており、関連痛が起こりやすい場所です。右背部には肝臓(肝炎)や胆のう(胆石や胆のう炎)、左背部には膵臓(膵炎)や胃(胃炎・胃潰瘍)、また心臓(狭心症・心筋梗塞)などの関連痛が出ることがあります。心臓の痛みは左肩にも出ることがあります。

さらに、脊椎付近には腎臓(腎炎)や帯状疱疹の関連痛が出やすい場所となります。このように、特定の場所に関連痛(放散痛)が現れることがあります。同じ場所に長期間変化のない痛みが続き、原因や起因がはっきりしない場合は、消化器科の受診をお勧めします。

背中の痛みを放置するとどうなる?

背中の痛みに限らず、痛みを放置すると急性期から慢性期に移行し、痛みが定着することがあります。その結果、施術期間が長期化し、時間的にも金銭的にも負担が重くなります。また、接骨院では慢性症状に対する健康保険の適用はできません。

背中の痛みが運動器の障害ではなく内臓疾患によるものであった場合、後遺症が残る可能性や予後が不良になることがあります。また、運動器の障害であった場合でも、痛みが慢性化し症状が進行して重症化すると、歩行が困難になることも考えられます。特に高齢者の場合、自分では気づきにくいこともあるため、家族の支援が重要です。

当院の施術方法について

紹介イメージ

当院では背中の痛みに対する施術として、以下の3つのアプローチを考えております。

【全身矯正】
1つ目は全身矯正です。これは関節の可動域を正常に近づけるための施術です。背骨の歪みが筋肉に硬結を生じやすくするため、背骨の歪みを正すことで筋肉に緩みをもたらし、症状の軽減が期待できます。

【筋膜ストレッチ】
2つ目は筋膜ストレッチです。筋硬直が強く残っている場合には、筋膜をストレッチすることで筋肉の柔軟性を回復し、症状の軽減が期待できます。

【EMS(電気筋肉刺激)】
3つ目はEMS(電気筋肉刺激)です。関節を動かす際に強い痛みがある場合や炎症反応が強く出ている場合に適用されます。
炎症反応が起きるメカニズムとして、患部の血管が拡張し、血液が流れ込みます。血液と共に大量の免疫細胞が流れ、特有のタンパク質分子を分泌して老廃物を攻撃します。老廃物が患部を刺激すると痛みが伴いやすくなります。EMSを用いることで筋肉を収縮させ、老廃物を体外に移動させることが期待でき、症状の軽減を図ります。

改善していく上でのポイント

一度の施術でどのような変化が起こるかを確認する必要があります。変化量には個人差が大きく、何回、何日で軽減が期待できるかは一概には言えません。また、日常生活で生じた悩みは、日常生活に戻った際に再発することがあります。そのため、施術は1週間から2週間の間に繰り返し行うことで、さらなる軽減が期待できます。

痛みはないものの、不安感や違和感がある場合も、痛みが現れる前に繰り返し施術を行うことで目標を達成することが期待できます。