悩みタイトル

ゴールデンウイークが終わってから
学校や会社に行きたくない(相互的な対人関係の障害、コミュニケーションの障害、興味や行動の偏り)
なんとなく体調が悪い(動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を突然起こす)
授業や仕事に集中できない(憂うつ、やる気が起きない、思考力が落ちる)
ストレスが溜まりやすい
寝つきが良くない(途中で起きてしまい眠れない、朝早く起きてしまう、熟睡できないなど)

5月病に対する当院の考え

五月病の主な原因はストレスだと言われています。進学や就職、転居などで新しい環境に変わる人が多い新年度は、特にストレスがたまりやすいです。五月病は病院などで使われる正式な病名ではありません。医学的には、適応障害、うつ病、パーソナリティー障害、発達障害、パニック障害、不眠症といった病気などの総称だと言われています。五月病の原因で一番多い病気は適応障害ですが、なかには発達障害の人もいると考えられています。発達障害には、自閉症、注意欠如・多動性障害(ADHD)、アスペルガー症候群など、さまざまなタイプがあります。計算や暗記が得意で学生時代には成績優秀だったが、社会に出るとうまくいかないという人は、アスペルガー症候群の可能性があります

5月病を放っておくとどうなるのか

五月病は、かかる可能性が高いです。なかでも、受験や就職などの大きな目標を達成したことで、燃え尽き症候群(バーンアウト症候群)のような状態に陥っている人や、環境が大きく変わったことで周りにうまくなじめないという人は性格的に几帳面で真面目、責任感があるといった特徴があり、一人で抱え込んですべてをきちんとしようとしまうためストレスをため込みやすいので注意が必要です。また、五月病の原因のなかには適応障害やうつ病といった病気になりやすいタイプの人もいるため気負いすぎずに、周りの人に協力を求めるようにしてもらうことが大切です

5月病の改善方法

五月病を予防するためには、ストレスをためないことがいちばんです。パズル、プラモデル、絵、料理など好きなことをしたり、好きなものを食べたりすることが、ストレス解消につながります。また、精神的な疲労は運動で肉体的な疲労に変えられるといわれてるため運動をする、同じ境遇の仲間同士で悩みを共有することも、五月病の予防には効果的です
また、不規則な生活は、人間が本来持っている体内リズムを乱すため、肉体の健康のみならず、心の健康を害しやすくなるためPCや携帯電話、テレビのライトの刺激、深夜までの仕事や、就寝前にデジタル機器に触れることは避け規則正しい生活を送ることも大切です

5月病の改善に効果的な当院の施術メニューは?

五月病は心や身体のケアを行っていくことが大切です。そのために行う治療として全調整鍼が挙げられます。この治療は本治法と標治法の2つの工程で治療していきます
まず症状のカウンセリングを行った後、本治法で身体に影響を与えている臓器(肝・心・脾・肺・腎)を明らかにし、負担が来ている臓器に関係する経穴(ツボ)に鍼を行っていきます。次に標治法で実際に身体に症状が出ている部分に直接刺激を与えていきます
寝たのに疲れが取れない、おなかの調子が悪い、頭痛や目の疲れ、めまいがある、ストレスをため込むことが多い方には効果が出やすいです

その施術を受けるとどう楽になるのか

全調整鍼は、東洋医学を用いた治療方法です。東洋医学では病気による体全体のバランスを整え自然治癒力を向上させる考え方を持っているため、西洋医学と違い身体の症状の改善だけでなくだけでなく心のケアも行っていきます。また、鍼を使った治療なので症状を抑えるのではなく症状の予防や血行促進、自己免疫力の向上が効果として見られています。また、治療で症状を取り除くのではなく根本治療や体質改善を行っていくため五月病で見られるストレスや不眠症、動悸や食欲低下などに効果が期待できます

改善するために必要な施術頻度は?

明るい挨拶

全調整鍼は身体のバランスを整える為の治療であるため、治療頻度としては週に1回からがベストだと言われています。五月病で身体のしんどさやストレスを感じる方はぜひ受けてみてください
※初めて鍼を受けられる方は血行促進効果や生体機能調節の作用があるため鍼あたり(お風呂に入ったようなのぼせた感じ、気持ち悪さ)が起こることがあるため注意が必要になります