悩みタイトル

背中が肉離れのような急激な痛みが走る
背中に過度の負荷がかかることで起こり、背中が突っ張るような感じがする
身体を横に倒したりなど傾けると痛みが出る
深呼吸をすると背中が痛む
前屈時の背中の痛み

このような症状でお悩みの方は、『ぎっくり背中』かもしれません。

ぎっくり背中に対する当院の考え

ぎっくり背中は、普段の猫背や丸腰の姿勢などの悪い姿勢によって、椎間板や背中の筋肉が引っ張られて負荷が蓄積されることで起こります。
このため、無症状であり、負荷が蓄積されていることに気づきにくいです。

患者様には、姿勢矯正の必要性を説明し、軽減が期待できる施術を行うよう心がけています。
短期間での施術や、ペースを最低週に一回として時間をかけて根本的にアプローチを行うかは、患者様とご相談しながら決めていきます。

ぎっくり背中を放っておくとどうなるのか

ぎっくり背中を放置すると、脊髄や脳に悪影響を与え、痛みに敏感になる場合があります。

悪化を防ぐためには、早期に適切な施術が必要です。
痛みが完全に取れず、症状が長引いて軽減が期待できない場合や、痛めた部位によっては歩行での姿勢や動作において強い痛みを感じることがあります。

ぎっくり背中が悪化すると、腰部や下肢に二次的な影響が及び、歩行がつらくなる可能性があるため、早めに整骨院や医療機関を受診して痛みの原因を確認することが重要です。

ぎっくり背中の軽減方法

ぎっくり背中の症状が起きてすぐであれば、まずは背中の痛みがある部位に氷やアイシングをしっかりと当てて、痛みや炎症を抑えましょう。
また、痛みが出ない楽な姿勢をとって、安静にしてください。

痛みが引いてくると、痛みが出ない範囲で身体を少しずつ動かしていきましょう。
2~3日が経過すると、湯船に浸かるか、患部にカイロを当てて身体を温め、血流を良くすることで痛みの軽減が期待されます。

徐々に運動を開始し、早期の回復を目指しましょう。
もっと早く軽減させたい場合は、EMSを用いて電気をかける、などの施術を受けていただくことをお勧めしております。

施術を受けるとどう楽になるのか

『EMS』の電気施術や『鍼施術』を受けることで、筋肉の張りや軽い肉離れに起因する患部の痛みを抑え、痛みなどの症状の軽減が期待できます。
日常生活での起き上がり動作や、腰部や下肢の痛みによる歩行動作の辛さが軽減され、楽になることが期待できます。

また、ぎっくり背中は猫背や丸腰などの姿勢が悪いため、椎間板や筋肉が引っ張られて背中への負担が増えます。
姿勢を改善することで、普段の腰の負担を減らすことができるため、腰が軽くなったような感覚が得られますので、お気軽にご相談ください。

軽減するために必要な施術頻度は?

患者様の生活スタイルによって異なりますが、可能であれば痛みや症状が現れるたびに、頻繁に施術を受けることが重要です。

痛みや症状の程度によって異なりますが、施術後2〜3日で再び痛みや症状が現れることがあるため、週に2〜3回、少なくとも週に1回の施術が必要です。

ぎっくり背中が起こった直後の2〜3日間は特に症状が強く出やすいため、早期に施術を行うことで必要な期間を短縮することができます。