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こんなお悩みはありませんか?

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肉離れを起こす前兆として、歩いている時や走っている際に、ふくらはぎや太ももに痛みを感じることがあったり、ジョギングなどの比較的長時間筋肉を動かしている際に、太ももやふくらはぎから「プチッ」といった異音を耳にすることがあります。

今まで普通に走れていたのにも関わらず、急に走りにくくなったり、走ろうにも痛くて走れないことがあります。

走っている時ではなく、歩いている時にも痛みがあることがあります。

過去に肉離れを起こしてしまい、その後、肉離れを再発し続けている方など、さまざまなお悩みを抱えているかと思います。

肉離れで知っておくべきこと

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肉離れを起こしてしまった場合、即時に運動を中止してください。中止後は、肉離れを起こした筋肉に対し、保冷剤などを使用して患部を冷やすとともに、軽く押さえるなどの圧迫を行ってください。

また、肉離れを起こした筋肉を収縮・伸展させたり、肉離れ中にストレッチを行ってしまうと、筋肉の傷が拡大し、更なる重症化や筋肉からの出血量が増加する傾向にあります。そのため、可能な限り痛みが出ない方法で応急処置や施術を行っていくことが求められます。

また、肉離れを予防する方法としては、毎日運動を行っている方やたまに運動を行う方も共通で、必ずストレッチや準備運動を行うようにしてください。ストレッチや準備運動を行うか行わないかで、肉離れを発症するリスクが大きく変わってきます。

症状の現れ方は?

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肉離れの主な症状としては、筋肉の断裂部から発生する痛みが挙げられます。痛みの度合いは肉離れの損傷具合にもよりますが、非常に強いものとされています。個人差はありますが肉離れ直後は歩行が困難なことが多く、筋肉の伸展・収縮を抑えるためにも、周囲の人たちの協力が必要となることがあります。

また、肉離れを起こした部分のみ発生する変形(へこみ)や、肉離れ部分およびその周囲で内出血や変色が見られることがあります。

さらに、肉離れを起こした部分で腫れが生じ、その腫れが大きい場合、血行が悪くなることによって発症するコンパートメント症候群が見られることがあります。コンパートメント症候群が重度の場合、筋肉の壊死を引き起こすことがあるため、注意が必要です。

その他の原因は?

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肉離れが起こりやすい原因として、最も多く耳にするのがスポーツにおけるパターンです。急なスタートダッシュやストップ、ジャンプ動作など、突発的な動きで筋肉が収縮している時に、筋肉同士が引き伸ばされるような力がかかります。

根底には、スポーツ前後でのストレッチ不足が関係していることが多くあります。筋肉には血液循環との関係も重要で、体温をしっかり上げて、心拍や脈拍数を確認することで、パフォーマンス向上にも繋がります。

また、痛みの感じ方によって重症度も判断する必要があります。ストレッチ痛(伸ばした際)や圧痛(押した際)、力を入れた際などで見ていくことが多いです。完全に断裂している場合は、安静時でも痛みが継続的に現れることがあります。

肉離れを放置するとどうなる?

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肉離れを放置してしまうと、症状が悪化することはもちろん、歩行や走行、日常生活の中で肉離れの痛みを意図的または無意識にかばうことによって、身体の歪みに繋がってしまうことがあります。最悪の場合、歩行自体が困難になる可能性があるため、応急処置などは的確に行うことが求められます。

また、放置することによって、様々な後遺症に悩まされることがあります。例えば、肉離れを発症したことにより、筋肉の柔軟性や筋力が低下し、運動機能が低下することがあります。さらに、血腫や瘢痕組織が形成され、肉離れ部分にしこりやツッパリ感などの違和感を感じることがあります。

当院の施術方法について

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急性期の痛みがある場合、まずは保冷剤などを使用して肉離れを起こしている部分を冷却します。冷却と並行して、EMSによる電気施術を行い、痛みの軽減を図ります。

また、日常生活の中で症状が悪化しないよう、肉離れを起こした部分を中心に広範囲にテーピング処置を施し、負担軽減を目指します。

急性期が過ぎた後は、指圧を行い、負担を強いられた部分に対して的確な施術を行います。最後に、自宅でもできるメンテナンス方法をお伝えし、痛みの少ない生活をサポートいたします。

改善していく上でのポイント

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日常生活や仕事において、無理のない範囲で身体を動かしていただき、肉離れを起こしている部分に対する負担を軽減していただくようお伝えします。その際、やむを得ない状況がある場合には、施術面でサポートを行い、テーピングなどでバックアップをいたします。

テーピングの目的は、筋肉や関節に対して一定の可動域を抑え、補助する役割があります。また、けがの予防や再発防止、応急処置などの目的で行うことができ、動作時の痛みの軽減が期待できます。

なお、急性期の場合、痛みがある患部に熱感や腫れ、発赤が見られることがありますが、冷却(アイシング)を行うことで、患部の炎症物質を抑えることができます。