片頭痛
こんなお悩みはありませんか?
頭の片側に痛みが出る
ズキズキと打ち付けられるような頭痛
頭痛とともに、吐き気を感じる
光や音によって痛みが激しく出現する
めまいが出てくる
生理の際に痛みが出る(女性ホルモンの影響)
仕事でストレスを感じやすい
薬を毎日飲まないと、頭痛が出てしまう
気圧の影響、天気が悪い時に痛みを感じる
睡眠時間が十分に取れていない
頭痛の痛みの波がすごく激しい
肩こり・首コリからの頭痛
その中でも、コリからの頭痛・気圧の影響・生理時の頭痛・睡眠不足からの頭痛が、非常に多くの方から聞かれるお悩みです。
片頭痛で知っておくべきこと
まず、頭痛が起こってしまう原因として、日常生活の乱れや睡眠不足が非常に多く挙げられます。また、天候や気温、気圧の変化に伴い、特に天候が悪いときには体が重だるく感じやすくなる傾向があります。
性差について見ると、女性の割合が高い傾向にあります。これはホルモンバランスの乱れが関係しており、生理痛とともに片頭痛が出現するケースが多く見られるためです。
痛みの感じ方には個人差がありますが、片頭痛では「ズキズキ」とした痛みを感じる方が非常に多い印象です。
では、頭痛が起こってしまう要因や仕組みについて説明します。片頭痛では、脳の血管が急激に拡張することで症状が現れます。この際、周囲の三叉神経(顔面の痛覚や触覚、冷熱感を感知し、脳へ刺激を伝える神経)が刺激され、炎症物質がさらに血管を拡張させることで、痛みの発症につながると考えられています。
症状の現れ方は?
脳の血管が拡張することにより、痛みとして「ズキズキ」とした感覚が現れます。また、拍動性(「ドクンドクン」といった感覚)も症状の一つです。
痛みの部位については個人差がありますが、主にこめかみの辺りや目の周りに、発作的または持続的に痛みが出ることが多いです。片側に現れることが多いものの、両側で痛みを感じる場合もあり、その割合は約40%と言われています。
日常生活において、睡眠時間が適切に取れていない、食事を取る時間が不規則である、食事の回数が減っている、食欲がない、または寝起きの際に痛みを感じるといった生活習慣の乱れが原因となることがあります。このような場合、一日の流れを見直すことが大切です。
その他の原因は?
その他の原因として挙げられるのが、光過敏です。片頭痛発作時に、室内の照明がまぶしく感じたり、不快に感じたりする現象が少なくありません。また、音過敏も挙げられます。周囲の物音や人の声を敏感に感じ、うるさく感じる現象が片頭痛を引き起こす原因の一つと考えられています。
さらに、併発しやすいものとして、閃輝暗点があります。閃輝暗点は片頭痛の前兆とも言われ、キラキラした光や水玉のような模様が見える感覚になる兆候のことを指します。
対処法としては、まずはゆっくり椅子に座り、安静にすることが大切です。頻繁に症状が継続的に現れる場合は、薬の服用や病院の受診を検討することをおすすめします。
片頭痛を放置するとどうなる?
脳の過興奮や感受性が高まっている状態が片頭痛に関連しています。
片頭痛に対して長年、適切な治療をせずに放置すると、加齢に伴い片頭痛自体は軽快することがありますが、難治性の浮動性めまいや頭痛、頭重感、耳鳴りなどの症状が発生することがあります。また、片頭痛は脳梗塞やアルツハイマー病などの認知症のリスクになる可能性があるとも言われています。
脳の血管が拡張することにより、動脈硬化を引き起こすこともあり、進行する可能性もあります。慢性的な頭痛を軽視することは避け、早期発見することが大切です。早期に対処することによって防げることもあります。
また、肩こり首こりからくる頭痛は緊張性頭痛とも呼ばれ、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりから頭痛が起こることがあります。その際、顎周りの関節痛を伴うことも少なくありません。
当院の施術方法について
当院の施術方法についてご紹介いたします。
【指圧】
首から肩にかけての筋肉の硬さからくる緊張性頭痛は、非常に多く見受けられます。このような慢性的な頭痛に対しては、筋肉の硬さを緩める指圧を行います。
【頭蓋骨矯正】
頭蓋骨矯正に関しては、目の疲れを軽減するため、眼球付近の筋肉やこめかみ部分、頭部周りの筋肉をゆっくりと緩めていく施術を行っています。さらに、顎関節周辺にも施術を行い、歯の食いしばりからくる頭痛の軽減が期待できます。
【姿勢矯正】
そのほか、姿勢矯正にも力を入れています。特に背骨には自律神経(交感神経・副交感神経)が張り巡らされており、姿勢の乱れを調整することで、頭痛だけでなく、呼吸機能の向上や疲れにくい身体作りにもつながります。
改善していく上でのポイント
まずは、頭痛の頻度を減らしていくことが重要だと考えます。頭痛薬を服用することも一つの方法です。また、光や音に対して脳が敏感になることがありますので、静かな場所で過ごすことをおすすめします。
睡眠時には、睡眠時間の確保が大切ですが、光が入る、寝付けない場合には、アイマスクを使用することで、睡眠の質が徐々に改善されることが期待できます。
さらに、仕事の疲れなどで首や肩の筋肉が緊張し、頭痛を引き起こすことがあります。そのため、肩関節のストレッチや、首から肩の付け根にかけてのストレッチを行うことをおすすめします。
それでも、継続的に症状が現れる場合は、医療機関での詳しい検査や診察を受けることが重要です。今後のためにも、勇気を持って受診することをお勧めします。