不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q 最近ぐっすり眠れないため、集中力が続かず最近の出来事をあまり覚えていないことが増えました。また、仕事や勉強、家事など、日々の生活にだるさや眠気など支障をきたしているのですが軽減させるにはどんなことをしたらいいでしょうか?
A 不眠症を解消するには生活習慣を整える・ストレス解消・リラックスすると良いと言われています
生活習慣を整える:寝る時間と起床時間を一定にすることで、身体のリズムが整います。昼寝のしずぎも不眠の原因になります。そのため、平日・週末との睡眠時間の差は1~2時間以内にすると良いです。他にも、睡眠時間は個人差があるため、睡眠時間にこだわり過ぎないことも大切です
ストレス解消・リラックスする:ストレスも不眠の妨げになります。その為、読書や旅行などに行ってストレスの解消をすることが大切です
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q そもそも不眠症って何かの病気でしょうか?
A 不眠症とは、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの睡眠による問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です
不眠の原因はストレス・こころやからだの病気・クスリの副作用などさまざまなものがあり、原因に応じた対処が必要となってきます。不眠が続くと不眠恐怖が生じ、緊張や睡眠状態へのこだわりのために、さらに不眠が悪化するという悪循環に陥る可能性が高くなります。
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q 最近、いったん眠りについても、次の日に起きるまでの間に何度も目が覚めてしまうことがあります。不眠気味だという自覚はあるのですが対策の仕方が分かりません。どんなことをしたらいいのか何かいい方法はありますか?
A 不眠にならない為の睡眠をするには眠りやすい環境づくりも重要なポイントとなってきます。その中でもベッド・布団・枕・照明などは自分に合ったものを選ぶようにして下さい。温度や湿度にも注意が必要になってきます。睡眠のための適温は20℃前後で、湿度は40%-70%くらいに保つのが良いと言われています
また睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌を助けてくれる「トリプトファン」という必須アミノ酸を摂ることで、良い眠りは作ることができます。チーズやおそば、大豆食品や牛乳に多く含まれているので、意識して食べてみてはいかがでしょうか?
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q 不眠症の種類ってどういうものがありますか?
A 不眠症には4種類の症状の内1種類もしくは同時に複数現れることがあります。
入眠困難:床についてもなかなか(30分~1時間以上)眠りにつけない
中途覚醒:いったん眠りについても、次の日に起床するまでの間、夜中に何度も目が覚める
早朝覚醒:希望する時刻、あるいは通常の2時間以上前に目が覚め、その後眠ることができない
熟眠障害:眠りが浅く、睡眠時間のわりに熟睡した感じが得られない
不眠症は20代~30代の間に始まり、中年、老年と急激に増加します。また、性別では特に女性に多いと言われています。
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q 最近になって学生時代の時より生活リズムが変わったので寝つくまでに時間がかかるようになり、よく眠れないため気分が落ち込んだり、イライラすることが多くなりました。何とかしたいのですがどんな施術を受けたらいいでしょうか?
A 不眠症はストレスから起こるものもあります。これを軽減させるには『全調整鍼』がおすすめです。この施術は東洋医学と西洋医学の両方のアプローチで鍼を行っていきます。
まず、おなかの調子を診て五臓(肝・心・脾・肺・腎)の内どこに負担がかかっているかを明らかにします(本治法)。
次に実際に身体に症状が出ている部分に直接鍼で刺激を与えていきます(標治法)。
東洋医学は身体だけでなく心も見ていくため根本的なや体質改善を目指したい方にはお勧めな施術です。
不眠症状が起こると不安に感じられることも多いかと思いますので、お気軽にご相談ください。